尾花成春 「筑後川シリーズ」展示中です。

光画堂では尾花成春の「筑後川シリーズ」を展示しています。画家の郷里吉井町を流れる筑後川の河川敷を描いた作品です。

初期の作品にはまだ長閑を感じさせる大河の風景が描かれています。しかし、後期の作品には荒々しい草むらのなかに不気味さや不穏の気配が漂います。画家はこの風景の中に何を求め、そして、何を探し当てたのでしょう。

60年代の九州派時代の活動を経て、90年代、黒の世界へ向かうブリッジとなっ筑後川シリーズ、どうぞ御覧ください。