投稿日: 2023年4月30日「赤シリーズ No.78」2003.2 18cmx18cm 尾花成春 2005.2(79歳) そして、赤へ ここではより具体的な事物を頭において新たな展開を試みた 大地・樹・人間 しかしそれも塗り込むだけの仕事 私はその塗り込むという行為の中に時間・空間・存在の究極の命題を見出そうとしているのかもしれない 限られた命 私は信じるしかない
投稿日: 2023年4月27日「野見山暁治の見た100年」展 久留米市美術館 久留米市美術館で開催中の「野見山暁治の見た100年」展を観てきました。102歳の現役画家野見山暁治の作品21点と彼が見つめてきた100年にわたる日本近代洋画の展覧会です。 久留米市美術館所蔵の尾花成春「黄色風景」も展示されています。(展示風景は撮影許可をもらっています) 2023.4.27
投稿日: 2023年4月27日「樹より」2004 62×51 尾花成春 2004.12(78歳) まだまだ描かなくてはならない 描かなくてはならないものが まだまだある それが見える 孤独の中で それが見え始めた
投稿日: 2023年3月26日斎藤秀三郎氏 at 共星の里展 レソラホールで開かれた「共星の里展」で尾花成春の「筑後川」を観る101歳の現役画家、斎藤秀三郎氏。少し体調を崩されていたそうですが、バスと電車を乗り継いで来られていました。頭脳明晰、創作意欲も満々。
投稿日: 2023年3月26日「チューリップ」2003 F3 尾花成春 2003年3月(尾花成春77歳) チューリップを描いた。チューリップの花、チューリップの絵、一番俗っぽい絵だと思っていた。戦前の小学校の図画本は先ずチューリップ。 黒の作品を中断して日がたち、何故か猛然とチューリップを油で描きたくなった。何か描けそうな気がしてきたからだ。写生画ではないチューリップになった。 満足している。 花を前において写生画としての構図をとりながら、写生画にならなかった。 これだと思った。 春の足跡が描けた。
投稿日: 2023年3月4日2023年3月26日鉾納社 2004.10.31 (78歳) ただただペンを走らす ただそれだけのこと それは無心 それが無 それが心で描くということ 以前、わからなかったこと 今はこれだ、ということがわかってきた。
投稿日: 2023年3月4日「冬の田んぼ」2004 51×37 尾花成春 2004.10.28 (78歳) アトリエがようやく仕事場らしくなった。 猛然と気合い入る。 樹 巨木 見たもの 連作の連続となり得る。 山が見えたよ。
投稿日: 2023年2月25日「作品 樹より」2004 44×33 尾花成春 2004(78歳) もう一つ越えたい山がある。 しかし、その山が見えない。 見えさえすれば一合目、二合目まででも登れるのだが、全く見えない。 とりつくしまがない。 絵画の道、それは終わりなき道だとはわかっていながら、その道に踏み入ることも出来ない。 苦しい。 死の寸前まで充実した制作をしたい。 ひとりで苦しい、悲しいと叫ぶ。 その感情が絵に向けばいいのだ。