「尾花成春展(仮題)」のお知らせ

明けましておめでとうございます。

年明け早々、来年の話で恐縮ですが、嬉しいお知らせがあります。2024(R.6)年2月10日~4月14日まで久留米市美術館 (石橋文化センター内)において「尾花成春展(仮題)」が開催されます。70年以上に渡って描き溜めた作品の中から100点以上が展示されます。

今年はその準備で忙しくなりそうです。

ギャラリー光画堂は尾花成春の作品を常設展示しています。お立ち寄りください。「作品 野より(風の野)1989年 M30

 

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「尾花成春展・ギャラリー安政」

本日よりギャラリー安政での「尾花成春展」始まりました。
7月の土日月の開催です。
蔵ギャラリーは少々暑いかもしれませんが、冷房の効いた母屋で特製ケーキやフレンチのコース料理もお楽しみいただけます。

2022.7.2

「音楽からの絵画/海よりの風景」

 

5/28(土)より、別府鉄輪温泉の冨士屋 Gallery一也百(はなやもも)にて「音楽からの絵画/海よりの風景 尾花成春展」が始まります。こちらでは4年ぶりの開催です。前回2018年も同時期で庭に皐月の花が咲き乱れていました。
ギャラリーのそばには鉄輪温泉の名所「蒸し湯」もあります。先日、初めて体験してきました。薬草の上に横たわり全身を蒸されます。汗とともに体内の毒素も流れでたようでした。
明治時代に建てられた素敵な建物に飾られた作品を見て、帰りには蒸し湯に入り、心も身体も浄化されるという体験はいかがでしょうか。ぜひとも足をお運びください。

<個展挨拶文>
尾花成春は1990年よりモチーフを海に求め、四国(高松)、九州の海を巡り始めました。大分県では国東半島、佐賀関、佐伯など。特に国東の糸ヶ浜には何度も足を運んでいます。
後に「国東の海で神の啓示を受けたような衝撃を体験して以来、黒の世界にのめり込んでいった。黒はわが挽歌である」と言うようなことを書き残しています。

また、並行して1997年より音楽シリーズに取り掛かります。絵を習いに来ていた九州交響楽団のメンバーとの交流がきっかけでした。個展のオープニングやそれ以外でも演奏会との共演など、絵画と室内楽のコラボレーション企画を数多く催していました。

モチーフは海であれ音楽であれ、尾花成春は生涯に渡り自己の内面の表現に取り組んできた画家でした。その眼差しと思考の軌跡を皆様なりに感じ取ってもらえたらと思います。

2022.5.27